寒露かんろ
10月8日
- 九月節(長月:ながづき)
- 太陽視黄経 195 度
- 陰寒の気に合って、露むすび凝らんとすれば也(暦便覧)
- 冷たい露の結ぶ頃。秋もいよいよ本番。菊の花が咲き始め、山の木々の葉は紅葉の準備に入る。稲刈りもそろそろ終わる時期である。
この節季をさらに分けると
雁来る10/8
菊花開く10/13
菊開く
蟋蟀戸にあり10/18
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秋土用入10 /
20 この日から次の立冬の直前までが「土用」の期間。
秋土用10月20日〜11月6日まで (立冬11月7日)
土用とは、暦の雑節の一つ。中国の陰陽五行思想で、五行の「木」「火」「土」「金」「水」の性質をを一年の季節にあてはめました。春は草木の萌え茂る「木」、夏は火のように暑い「火」、秋は金色の実り、また金属のように冷える「金」、冬は氷と雪の「水」、となり「土」が余りましたが、「土」は春夏秋冬それぞれに含まれるものであるとし、四季に配分することとしました。
まず一年を「春夏秋冬」+「土」に5等分。そして「土」を四季用に4等分し、その約18日間を四季の間に割り当てたのが「土用」です。
つまり、春夏秋冬それぞれに土用がある。
現在の暦では、太陽の視黄経が、それぞれ27度、117度、207度、297度に達したときがそれぞれ春の土用、夏の土用、秋の土用、冬の土用の入りで、その期間はおよそ18日間。各季節の土用が明けると、立夏、立秋、立冬、立春になる。
丑の日のうなぎでご存知の夏の土用は、立秋の前の約18日間、という訳です。
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霜降
10月23日
- 九月節 (長月:ながづき)
- 太陽視黄経 210 度
- つゆが陰気に結ばれて、霜となりて降るゆへ也(暦便覧)
- 北国や山間部では、霜が降りて朝には草木が白く化粧をする頃。野の花の数は減り始める、代わって山を紅葉が飾る頃である。
この節季をさらに分けると
霜初めて降る10/23
小雨時々降る10/28
紅葉蔦黄ばむ11/2
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