二峰より続く雪庇の尾根
第二峰山頂付近8時過ぎ着く。ここの斜面はスキー場のようである。左にも長い急斜面が下に流れている。大網側から吹き上げる風が山頂とともに最も強い場所である。この斜面がクラストしているか、粉雪を風が深く造形していれば良かったのに。アイゼンの無い者にはこれ以上近づく
ことは危険である。この辺で眺め、引き返すこととなった。それに余り近づいてもよいものではない。それは美人に近づき過ぎるのと同じで、痛手を負うことになる。下から吹き上げる風に山頂にはみごとな雪庇ができていた。下界から眺めるとときどき山頂に雪煙があがるのが見える。